42歳の男性。発熱を主訴に外来受診。乾性咳嗽及び発熱を認めCT検査を行った。鳩との接触歴があることが問診にて判明した。

この疾患で正しいものは以下のうちどれか。
1.随伴症状として頭痛の頻度は低い
2.比較的徐脈を認める
3.ペニシリン系抗菌薬が著効する
4.尿中抗原検査を行う
解答:2
解説
人畜共通感染症のオウム病の症例である。比較的徐脈と羞明を伴う激しい頭痛を呈することが多く、約1/3の患者で髄膜炎の否定に腰椎穿刺を必要とする。診断は、Chlamydophila psittaci抗体価ペア血清にて行うことが多く、尿中抗原での診断は不可能である。また、加療はマクロライド系抗菌薬と選択する必要性がある。
出題者 福井早矢人
出題範囲 部位別(呼吸器系)