過去の問題

2026/3/25 配信

42歳の男性。発熱を主訴に外来受診。乾性咳嗽及び発熱を認めCT検査を行った。鳩との接触歴があることが問診にて判明した。

この疾患で正しいものは以下のうちどれか。

1.随伴症状として頭痛の頻度は低い

2.比較的徐脈を認める

3.ペニシリン系抗菌薬が著効する

4.尿中抗原検査を行う

解答:2

解説

人畜共通感染症のオウム病の症例である。比較的徐脈と羞明を伴う激しい頭痛を呈することが多く、約1/3の患者で髄膜炎の否定に腰椎穿刺を必要とする。診断は、Chlamydophila psittaci抗体価ペア血清にて行うことが多く、尿中抗原での診断は不可能である。また、加療はマクロライド系抗菌薬と選択する必要性がある。

出題者 福井早矢人

出題範囲 部位別(呼吸器系)