52歳の男性
高血圧、脂質異常症および腎結石の既往がある。2日前より右足の痛みおよび37℃台の発熱を訴えて受診した。身体診察では右母趾基部全体に発赤、腫脹、熱感、疼痛を認めた。

不適切な治療薬はどれか
1.ベンズブロマリン
2.セレコキシブ
3.コルヒチン
4.プレドニゾロン
解答:1
解説
痛風の症例である。鑑別としては蜂窩織炎、化膿性関節炎、DVTがあり、丁寧な問診、身体診察が重要である。発赤、熱感の場所、白癬の有無を確認しよう。急性期の発作時はまずはNSAIDS、コルヒチン、ステロイドのいずれかを使用する。
アロプリノール等の尿酸生成抑制薬は炎症が落ち着いてからの使用が望ましい。ベンズブロマリンは尿酸排泄促進薬である。腎結石がある場合は使用すべきではない。
出題者 森 博威
出題範囲 その他の発熱