過去の問題

2026/3/1 配信

亜急性甲状腺炎について正しいのはどれか。

1.診断までに細菌感染と誤診される頻度は10%以下と低い

2.甲状腺機能はまず低下した後に亢進する

3.夏の時期に多い

4.抗菌薬を用いて治療を行う

解答:3

解説

亜急性甲状腺炎は夏の時期に多く、ウイルスによる感染(23%)が報告されている。甲状腺機能は、当初亢進し、その後低下することが多い。亜急性甲状腺炎は細菌感染と誤診されることが多く、46%が診断までに抗菌薬が投与され、来院から2週間以上診断がつかない例は73%にも及んでいる。軽症例は解熱鎮痛薬で治療を行うが、疼痛が強い場合は、PSLの内服が推奨されている。
1)Internal Medicine, vol. 47, no. 8, pp. 725–729, 2008.
2)Horm Metab Res. 2020 Jan;52(1):32-38.

出題者 宮上泰樹

出題範囲 不明熱