32歳の女性。発熱と関節痛、皮疹を主訴に外来を受診した。Hb6.0g/dLの小球性高色素性貧血を認めた。赤血球浸透圧抵抗試験陽性であった。

この疾患の原因微生物と考えられるのはどれか。
1.肺炎球菌
2.HIV
3.B型肝炎ウイルス
4.パルボウイルスB19
解答:4
解説
遺伝性球状赤血球症にパルボウイルスB19感染症が併発したことによるaplastic crisisの症例である。なお、貧血は小球性高色素性となり、常染色体優性遺伝であり本邦の先天性溶血性貧血の7割を占めている。
押見和夫.血液病学. 中外医学社 p275
出題者 福井早矢人
出題範囲 ウイルス感染症