過去の問題

2026/4/10 配信

マラリア再発予防のためプリマキンを投与する場合、最も注意すべき患者背景はどれか。

1.鎌状赤血球症

2.Duffy抗原Fy(a-b-)

3.サラセミア

4.G6PD変異

解答:4

解説

プリマキンは三日熱マラリアおよび卵形マラリアでは肝細胞内の休眠原虫に対する根治療法として14日間投与される。プリマキンはG6PD欠損症の患者で溶血性貧血を起こすため、G6PD欠損がないことを確認するか、検査ができない場合は量や回数を減量する。また熱帯熱マラリア原虫では殺生殖母体効果があり、流行地での伝播阻止を目的として単回投与される。この場合は溶血性貧血はほとんど問題ならない。
WHO Guidelines for malaria2022

出題者 順天堂大学熱帯医学 寄生虫病学講座

出題範囲 寄生虫