過去の問題

2026/4/15 配信

86歳の男性
脳梗塞のため入院加療中であり、床上のADLである。3週間前から尿道バルーンを留置されている。発熱や新規症状は認めないが、ベッドサイドで尿バッグが紫色に変色しているのが発見された。

対応として正しいものを選べ

1.経過観察

2.尿道バルーンの交換

3.抗菌薬加療

4.尿検査

解答:1

解説

紫色採尿バッグ症候群(purple urine bag syndrome)である。尿中に含まれているインジカンが、尿中の細菌によってインジゴブルーとインジルピンに分解され沈着することで生じる。発熱など症状がなければ抗菌薬加療などは不要で経過観察となる。便秘の評価や尿道バルーンの必要性の再検討はするべきである。

出題者 古坂隆幸

出題範囲 感染対策