86歳の男性
脳梗塞のため入院加療中であり、床上のADLである。3週間前から尿道バルーンを留置されている。発熱や新規症状は認めないが、ベッドサイドで尿バッグが紫色に変色しているのが発見された。
対応として正しいものを選べ
1.経過観察
2.尿道バルーンの交換
3.抗菌薬加療
4.尿検査
解答:1
解説
紫色採尿バッグ症候群(purple urine bag syndrome)である。尿中に含まれているインジカンが、尿中の細菌によってインジゴブルーとインジルピンに分解され沈着することで生じる。発熱など症状がなければ抗菌薬加療などは不要で経過観察となる。便秘の評価や尿道バルーンの必要性の再検討はするべきである。
出題者 古坂隆幸
出題範囲 感染対策