82歳男性 糖尿病、前立腺肥大の既往がある。
2日前より食欲不振、嘔吐、発熱を認め来院した。来院時に発熱、頻呼吸を認め身体所見上は左CVA叩打痛が強陽性であった。採取した血液培養は後日陽性となった。検出菌のコロニーの写真を示す(矢印)。

菌血症の起因菌はどれか
1.Escherichia coli
2.Klebsiella pneumoniae
3.Proteus mirabilis
4.Enterococcus fecalis
解答:2
解説
写真はムコイド産生ストリングテスト陽性のKlebsiella pneumoniaeである。ストリングテスト陰性のものと比較して膿瘍を形成しやすく、肝膿瘍や脳膿瘍、眼内炎の合併に注意が必要である。糖尿病、肝硬変、アルコール多飲患者との関連が強い。
出題者 小川まゆ
出題範囲 細菌感染症(菌血症)