咳嗽を主訴に救急外来を受診した患者に関して細菌性肺炎の可能性を示唆する所見はどれか?
1.鼻汁を伴う
2.咽頭痛を伴わない
3.頻脈を伴わない
4.盗汗を伴わない
解答:2
解説
急性咳嗽の患者では感冒に代表される急性上気道炎と細菌性肺炎の鑑別が重要である。副雑音、胸部X線、血液検査では鑑別が困難な症例もあることから、検査前確率を見積もりながら診療にあたることが重要である。鼻汁や咽頭痛等の上気道炎症状を伴う場合には、肺炎よりも急性上気道病変が示唆される。頻脈は細菌感染症、敗血症を示唆する所見であり、細菌性肺炎を示唆する。肺炎では急性発症の盗汗を伴うことが多い。
出題者 佐々木陽典(東邦大学医療センター大森病院 総合診療・急病センター)
出題範囲 呼吸器感染症