32歳の男性
1ヶ月前から右眼の視力低下の訴えがあり眼科を受診したところ、ぶどう膜炎と診断された。原因精査にてSTS 32倍、TPHA 1,280倍であった。半年前に咽頭炎に対して加療歴があり、最近、記銘力の低下を自覚している。
この患者への対応で誤っているものを選べ
1.腰椎穿刺
2.HIV抗原抗体検査
3.ペニシリン系抗菌薬の投与
4.ニューキノロン系抗菌薬の投与
解答:4
解説
(動画あり)
STS, TPHAが上昇しており、活動性のある梅毒と診断される。性感染症の診断時はHIV感染症を含めた評価が必要となる。記銘力の低下もあり神経梅毒の評価のために腰椎穿刺による髄液の評価が必要である。ペニシリン系抗菌薬にて加療を行う。
(参考図書:レジデントのための感染症診療マニュアル 第4版)
https://juntendo-infectionbuster.com/question/?post_type=question_thisweek&p=4632&preview=true
出題者 森 博威
出題範囲 性感染症