44歳の女性
5日前に膀胱炎に対して近医にてST合剤を7日分処方された。膀胱炎症状は消失したが、受診2日前に首まわりに、また本日より全身性に掻痒感を伴わない紅斑および39℃の発熱を訴え受診した。
全身状態は良好。血圧115/74 mmHg、脈拍86回/分、呼吸数16回/分、SPO2 97% (RA)、体温 39℃。口腔、眼に粘膜症状は見られない。

次に行うべき検査、治療はどれか
1.セフェム系抗菌薬の内服
2.デキサメタゾンの内服
3.ST合剤の中止
4.EBウイルスの遺伝子検査
解答:3
解説
ST合剤内服後の全身性の発疹があり、まずは薬疹を疑う。39℃の発熱に対して頻脈がなく比較的徐脈の可能性もある。粘膜疹はなくまずは薬剤を中止し慎重に経過を見る。ウイルス感染は鑑別にあがるが、EBウイルスは年齢的にも鑑別の上位にはあがらない。
出題者 森博威
出題範囲 その他の発熱