79歳女性 3日前からの左肩痛で来院した。本日は38℃台の発熱もある。左肩は挙上困難である。これまでにない激痛で困っている。
生来健康で特記する既往歴はなく、昨年の人間ドックで採血、採尿、胸部レントゲン、上下部内視鏡検査を施行しており問題はなかった。
鑑別をすすめる上で不適切なものを選べ
1.体幹部造影CTを確認する
2.歯科治療歴や関節注射歴、針治療歴を聴取する
3.結核の既往歴を確認する
4.CRPの値を確認する
解答:4
解説
高齢女性の急性発症の発熱を伴う左肩痛である。何らかの反応性関節炎、化膿性関節炎、PMR、関節リウマチの初期、悪性腫瘍随伴症候群、結核、悪性リンパ腫など鑑別は多岐に渡る。鑑別をする上で、CRP値はその値で鑑別が変わることはないため不適切である。
出題者 小川まゆ
出題範囲 不明熱(PMR、腫瘍随伴症候群など)