87歳男性 2日前からの発熱、嘔吐で救急搬送された。既往に前立腺肥大があり、泌尿器科に通院中であった。嘔吐以外の消化器症状に乏しく、悪寒、意識障害を認めていた。
この後の行動として不適切なものはどれか
1.血液培養の採取
2.CVA叩打痛の確認
3.前立腺を強く触知
4.家族からの病歴聴取
解答:3
解説
高齢男性の発熱、意識障害である。家族からの病歴聴取や身体所見から、熱源となる臓器を絞っていく。今回は既往歴から前立腺肥大を原因とした尿路感染症や前立腺炎が上位鑑別に考えられる。前立腺圧痛の確認は必要であるが、菌血症を惹起する恐れがあるため愛護的に触診を行う。
出題者 小川まゆ
出題範囲 部位別感染症(泌尿器系)